37回目の月命日 ゆうとの足跡を辿って
ゆうとが遺した写真
同じ光景を見たくて
近くの男鹿のゴジラ岩
生前 友達が撮ってくれた
ゴジラ岩に登っているゆうとの姿
私もようやく足跡を辿ってみようと思える日が
やってきたようだ
この岩に登っていた ゆうとの姿を重ねて
また悲しくなっちゃったけど
しっかりと目に焼き付けてきた
ゴジラ岩に辿り着くまでは
ゴツゴツとした岩で足場も悪い
軽々と近くまで登ってる ゆうと
あぁ生きていたんだよね😢
記念になるものはないかなって探していたら
貝を見つけた
ゆうちゃん、貝見つけたよ
持って帰ろうね!
珍しい貝ではないけれど
おなじ場所にあったかと思われる貝
ゆうとの遺影のそばに置いた
月命日の日
遠方から ゆうとの友達が来てくれた
日帰りで新幹線の往復
何を食べたい?と聞いたら
生前ゆうとと食べた比内地鶏の親子丼だと言う
わぁ美味しいね
秋田に居ながら 余り食べない比内地鶏の親子丼
どんな事を話ながら友達と食べたのだろうか
彼も私と同じようにゆうとの足跡を辿って
楽しかった思い出を振り返っている
彼は車にゆうとの写真をしまっていて
迷った時 行き詰まった時写真をみて
友達には幸せになってほしい
そう遺した遺書を思い出し奮い立たせているんだと言ってくれた
ゆうちゃん、沢山の友達が想ってくれているんだよ
良かったね…。
みんなありがとう!!
生きていた息子が急に逝ってしまう
跡形もなくこの世から居なくなる
この現実を3年経った今でも
信じられないし受け止められないのも正直な気持ち
嬉しさと悲しさで複雑な気持ちであるけれど
ゆうとは生きていた
みんなの心で今も生き続けている
私の中でも確実に生きている
少しづつ
前向きになれた私が居る