息子は本当にもう居ないのか
息子は本当に死んでしまったんだろうか
今になっても思ってしまう
まだ生きていて茨城で仕事をしながら元気に楽しんでいるんじゃないか…
家にはゆうとのスノボ一式が置いてある
また取りに帰って来るような気がする
ゆうとの位牌 戒名
本当にゆうとの位牌なの?
手元供養に分骨
この中に入っているお骨は本当にゆうとのもの?
本当は違うんじゃないか…って思ってしまう
あの冷たくなったゆうとの体を見たのも悪夢だったんじゃないか
でも
あの子が使っていたiPhoneは何故今ここにあるの?
何故LINEしても既読にならないの?
位牌に名前と享年24歳と何故刻まれてるの?
あの子は本当に存在していたのか…
だってゆうとの匂いも消えてしまった
ゆうとの温もりも気配も何もかもがなくなってしまった
今も長い悪夢を見ているようだ
来月は一周忌
受け入れたくないけど
認めたくないけど
区切りとして
ゆうとが亡くなった事に改めて向き合わなきゃいけない気もする