自殺の言葉を目にする度 息子の死と重なって

何故死ななければならなかったのか 生きていたら楽しい事もたくさんあっただろうに どんなに辛くても自分で人生を終わらせてしまうなんて… 他に選択肢はなかったの？ どうして言ってくれなかったの？ 死ぬのは怖くなかったの？ 今でも答えのない答えを探している 自殺 この言葉を聞く度 目にする度 動悸がして... 続きをみる

11回目の月命日

息子ゆうとに会えなくなって11ヶ月 毎日毎日ゆうとを思い1日1日を過ごしてきた 一途に思うって愛があるから 忘れることなんて出来ない この気持ち 生きてる時に伝えたかった 友達が言ってくれた もうすぐ1年になるんだね よく耐えたねって 長いようで まだ昨日の事のように思う 愛する人を突然失うことが... 続きをみる

何が憎しみで何に怒っていたんだろう

息子を失ってから すべてを亡くして悲しみと喪失感の毎日だった それから誰が憎いとかという訳じゃないのに ちょっとした事でも敏感に反応して 苛立ち 怒り 憎しみ 全てが負の感情に渦巻いて歪んでいた 自分の気持ちをコントロール出来なくなった 全て悪…。 そんなふうに思っていた 息子は何故死んでしまった... 続きをみる

永遠の別れ

1年前の今日 息子ゆうとは茨城に帰って行った日 愛犬ぷぅくんを抱っこして 車が見えなくなるまで見送った 気を付けて帰ってね と笑いながら挨拶した 今でも鮮明に覚えている まさか今日が永遠の別れになるなんて思いもせずに… 茨城に帰る前に仙台に寄って牛タンを食べて帰ると言っていた 食事するお金位渡して... 続きをみる

最後に一緒に食べたハンバーグ

1年前の今日 ゆうとは茨城から帰省していた スノボを持って帰って来ていた 秋田に帰って来るつもりだったのか… ゆうとはハンバーグが大好きだった 秋田にはびっくりドンキーというハンバーグ店があり深夜まで営業している 1年前の今日も私は夜10時まで仕事をしていた 終わってすぐ ゆうとにLINEをした ... 続きをみる

ギューッと手を握り締めて

今日まで息子の名前を何度呼んだだろう 何百回何万回 毎日ゆうとを思い涙してきた ゆうとが乗っていた同じ車を見かける度 胸が痛くなった 幼い子供と遊んでいるお母さんを見かける度 昔の頃とだぶって悲しくなった 空を見上げて星が出ていた時 ゆうとはあの空にいるのかなと思う度 遠いところに行ってしまったん... 続きをみる

ぷぅくんの温もりに癒される

毎日ぷぅくんの散歩が日課 満開の桜を咲かせていた桜の木も緑の葉が生い茂り季節の移り変わりを感じる ただ息子ゆうとが逝ってしまってからは 時間が止まったまま… 毎日癒してくれるぷぅくんありがとう ゆうとを失った悲しみを埋めてくれるみたいに温かい 生前ゆうとは友達に 犬と婆ちゃんが病気だから秋田に帰り... 続きをみる

母の日

思い返すと ゆうとから母の日に赤いカーネーションをもらった時があった 恥ずかしがり屋で照れくさいのか 車の運転席に赤いカーネーションを置いてくれていた 嬉しかった ゆうとはそういう子供だった その時に ゆうとの性格をわかっていたつもりでも 最後には気づいてあげる事も出来なかった いつになっても後悔... 続きをみる

ごめんね

ゆうと… 私の声聞こえているかな 謝らなきゃいけない 多感な時期に何も伝えず離婚して 淋しい思いをさせてごめんね その頃 よく取っ組み合いの喧嘩をした 何か言いたくても言えず反抗して 私も訳が分からず怒ってばかりいた 我が子 可愛いに決まっている でも思いと裏腹にいがみ合っていた もっと普通の家庭... 続きをみる

自分を苦しめないで

月命日 今までの10ヶ月間 あの子が絶命する時間まで 今頃は何をしていたんだろう 今頃はまだ生きていた 今頃は遺書を書いていた 今頃は薬とお酒を飲み 今頃は煉炭を炊き 今頃は亡くなったんだ と…時間を追い続け眠れなかった どんなに苦しかっただろう どんなに淋しかっただろう 自分で決めた自死であるけ... 続きをみる

息子は本当にもう居ないのか

息子は本当に死んでしまったんだろうか 今になっても思ってしまう まだ生きていて茨城で仕事をしながら元気に楽しんでいるんじゃないか… 家にはゆうとのスノボ一式が置いてある また取りに帰って来るような気がする ゆうとの位牌 戒名 本当にゆうとの位牌なの？ 手元供養に分骨 この中に入っているお骨は本当に... 続きをみる

喜びと悲しみは隣り合わせ

仕事に集中している時 息子ゆうとを思わない時がある 友達と会って楽しい時間を過ごした時 ゆうとを思わない時がある 友達と飲みに行った時話に夢中になって笑った時 ゆうとを思わない時がある でも その後 必ず虚しくなってため息がでて 悲しくなって涙が溢れる ゆうとを思わない時間を過ごした分 楽しかった... 続きをみる

来月で一周忌

来月で一周忌を迎える でも私には まだ息子が生きているように思えてならない やっぱり受け入れられないんだ あの日から180℃いや 何周も廻って私の目に映る物全てが悲しみに溢れ 毎日毎日息子 ゆうとの姿を探してしまう あんまり悲しんでいると息子の魂も浮かばれないと言われるけど わかっていてもどうして... 続きをみる