ギューッと手を握り締めて
今日まで息子の名前を何度呼んだだろう
何百回何万回
毎日ゆうとを思い涙してきた
ゆうとが乗っていた同じ車を見かける度
胸が痛くなった
幼い子供と遊んでいるお母さんを見かける度
昔の頃とだぶって悲しくなった
空を見上げて星が出ていた時
ゆうとはあの空にいるのかなと思う度
遠いところに行ってしまったんだと溜息をついた
毎日お線香をあげゆうとの遺影を見て
確かに生きていた でももういない…
深い喪失感に苦しくなった
二度と会えない
二度と会話ができない
仕事をしていてもふとよぎる
急に悲しみに襲われてどうにもならない時
無意識に手をギューッと握って耐える
力いっぱい握って耐えている
今日ゆうとの夢をみた
やっぱり幼い頃の可愛いゆうと
心配して来てくれたんだろうね
ゆうちゃんありがとう