早くもあり時間が止まった日から耐え続けた1年

これからも耐え続ける始まりの日

前日は長男が家に来てくれたので

ゆうとへの思いや未だに諦めきれない気持ちを涙ながらに話した

幾度も話したであろう同じ思いを初めて聞いたかのように面倒臭がらず聞いてくれた

ありがたかったな

遺書を遺した時間がきた

思いが込み上げて寝れそうになかったので薬を飲んだ

やっぱり辛い

ゆうとの友達が遠方からわざわざ休みをとって来てくれた

こんなに思ってくれる友達がいて ゆうとは幸せだったんだね

一周忌法要

お経が始まり目を閉じると

ゆうとが産まれてから亡くなるまでの思い出が走馬灯のように頭を駆け巡った

色んな事があったな

本当に幸せだったのに…

どうしてこんな事になっちゃったの

もう一度会いたい やり直したい

涙が止まらなかった

住職さんが仰ってくださった

身体はもうないけれど

息子さんは必ずそばにいつもいます

仏様になり いづれ私達も死を迎えた時必ず会えます

悲しくて悲しくて

これから先も終わりのない苦しみが続くと思うけど

今まで一緒に過ごした時間は幸せだった

私にその時間をくれたのもゆうとだった

今までありがとう

感謝して生きるのも大事なんだ

私のそばにいつもゆうとがいる…

一周忌を終え住職さんの言葉に確信をもち

ゆうとを身近に感じる事が出来た気がする