カムパネルラ
ゆうとが好きだった米津玄師
今月はゆうとの誕生日
生きていたら26歳
誕生日プレゼントは米津玄師のアルバムと決めていた
米津玄師がインタビューで
アルバムを聴くことができなかった人たちへ
とメッセージをくれていた
アルバム制作の終盤になるまで、前のアルバムから約3年経っていることにまったく気付いていなくて。
この3年間で自分の目の前から通り過ぎた人たちがいったいどれくらいいたんだろうという気分になった。
通り過ぎたというか、俺の音楽を好きでいてくれたのに、死んでしまった人がどれくらいいたんだろうって。自分はその人のことを知らないし、そういう存在があったのかどうかは定かじゃないですけど、きっとこのアルバムを聴く前にいなくなってしまった人がいると思ったんです。それは例えば「HUNTER×HUNTER」の最後を読む前に死んじゃったとか、「ONE PIECE」の結末を知る前に死んじゃったとか、それと近いものがある。
そうなったときに、なんかものすごく自罰的な気分になって「自分は今まで何をやってきたんだろう」と思ったんですよね。だから「カムパネルラ」という曲を作ることによって、この3年間で死んでしまった人……例えば見ず知らずの子供たちや自分は知らないけれど向こうは自分のことを知っているような人たちが、確実に存在していたことになる。
墓標と言うと、もしかしたら言葉は悪いかもしれないですけど、そういうものを戒めとして残しておくのが自分の責任なのかなとどこかで感じながら作りました。
米津さんありがとう
ゆうとに
ここにいる最愛の子供や最愛の人を亡くした人たちにメッセージは届いています
アルバムを聴くことは出来なかったけど
私の目や耳でゆうとは聴いていると思う