19回目の月命日
母が亡くなってから迎えた月命日
いつもどんな時も全力で私を守ってくれた母
感謝しているよ
本当にありがとう
入院して3年近くなろうとしていた
もう楽にしてあげたい 苦しまないでほしい
覚悟は出来ていた
だから冷静に死を受け止める事も出来た
でも でも
やっぱり息子の死は余りにも突然過ぎて他県で亡くなったこともあり気持ちに余裕もなく悲しみも他人事のようで泣き叫ぶ事もなかった
去年は父 今年は母
3年続けて大切な人を失った
死を覚悟した別れと突然の別れは比べものにならない位に違うんだと思い知らされた
覚悟していた母との別れは受け止める事が出来た
でも息子の別れは今もまだ受け止める事も出来ず諦める事も出来ずにいる
母や父が亡くなった時、冷たくなった頬を撫でる事も炉に入ってく母や父を冷静に見送る事が出来た
他人事のように見送った息子の最期が
母や父との別れの時と重なる
もっともっと ゆうとを抱きしめたかった
もっともっとちゃんとゆうとの顔に触れていたかった
冷静では居られなくても正気でお別れしたかった
ちょっとしたフレーズにも息子を感じ涙する
今も忘れた事なんか1度もない
ゆうとの事でいっぱいだ
私はゆうとの遺骨で指輪を作った
片時も離れなくない
生きていた時よりも近くにいるようだよ