母さん ゆうとと逢えたかな
16日午後9時30分
母が亡くなった
コロナで病院に駆けつけることも出来ず
翌日の対面だった
穏やかな顔をしていた
3年間の入院だった
ゆうとが逝った年から3年続けて大切な人が逝ってしまった
父や母の死は心の準備や覚悟が出来ていた
やはり息子の死は突然で未だに受け止められず
諦めきれないまま
息子の時は他県で亡くなったから
余裕もなく淡々と物事をはこび
泣いている時間もなかったな
後から後から悲しみが湧き出した
今も…。
これが覚悟していた気持ちと突然逝ってしまった
どこにもぶつけられない悲しみの違いなんだと思う
ゆうとの最期のお別れの火葬の時もぼーっとして
泣き叫ぶ事もなかった
父や母の火葬の時
ゆうとを見送るような気持ちが込み上げてきて
ゆうとと重なった
母さん
ゆうとと逢えたかな
可愛がっていたゆうと死んじゃっていたんだよ
言えなくてごめんね
どうか ゆうとをお願いします
今まで育ててくれて本当にありがとう
ゆうとが婆ちゃんと逢えますように
淋しくない温かいところでいれますように