脳梗塞で倒れて入院してから

もうすぐ3年になろうとしている母

コロナで去年は面会が3回位しか出来なかった

病院の先生から連絡があった

ご飯も食べれなくなって

お母さんはもう長くないかもしれないと…。

まだ意識があるうちに息子達を母に会わせたいと思い3人で病院に向かった

フェイスシールドをつけ医療現場で着るような服を着て病室に向かった

目は開いてるけど話かけても反応がない

辛うじて細い血管に通った点滴のせいか足がパンパンに浮腫んでた

糖尿病もあり足の指が壊死し始め尿もだんだん出なくなっていた

もう可哀想になった

今週もたないかもしれない

先生に言われた

母さん みんな会いに来たよ

長男と三男だよ

そう言っても何も答えてくれない

笑ってもくれない

もう頑張らなくていいよ

ゆうとが待ってる よろしくね

今までゆうとの死を言えずにいた

ようやく ゆうとって言葉に出来た

母さんは84歳

頑張って生きたね

ゆうと…。

ゆうとは母さんの3分の1も生きられなかった

悔しいな 悔しいよ

ゆうと 見てるかな

大好きだった婆ちゃんの事お願いね

寂しくないように命が尽きる時は迎えに来てあげてね

また私の大切な人の命が消えようとしている