お骨に触った
すっかり雪が消え春らしくなってきた
母の納骨が近づいてきた
先月 母の名前を墓石に彫ってもらうようにお願いしていた
冬期間は水道も氷止めされているからお墓参りは出来なかった
雪も消えたのでお墓に行ってみた
墓石は持ち運ばれ厚い板で塞がれていた
ゆうとのお骨を納めた日以来お墓の中を見ていない
重い石を板の上にのせているからすんなり板を動かすことが出来ない
ゆうとのお骨をどうしても見たくなって
板を少しづつ動かしてどうにか中を見ることが出来た
あった!!
頭の骨が見えた
手を入れて触った
あぁ…ゆうちゃん
手の平で抱きしめた
確かにゆうとは存在していた
また淋しさと虚しさに襲われた
でもゆうとはいつも私のそばにいる
いつも私の中で生き続けている
そう信じてる
ゆうちゃん
ずっとずっと一緒
永遠に愛している