諦めた21回目の月命日
ゆうとの月命日
そして母の納骨の日
墓石に母の名前が刻まれていた
じいちゃんとばあちゃんの間にゆうとの名前
じいちゃんとばあちゃんの3分の1ちょっとしか生きられなかった年齢
順番が違うよー
やっぱりやっぱり悔しい
やっぱりやっぱり悲しい
助けれなかった息子の命
ごめんね
納骨の際に見納めになると思うゆうとの遺骨
しっかりしっかり抱きしめて目に焼きつけて
私が逝く日まで待っていてね
隣りに母の遺骨を納めた
今までゆうとの死を受け入れる事が出来ずにいた
悲しみがいっぱいになると後を追って死にたいと思ってた
でも何がきっかけかわからないけど、ゆうとはもう居ないんだ
帰っては来ないんだと思うようになった
それは私の誕生日の日に
ゆうとが頑張って私の夢に出てきてくれた事
とびっきりの笑顔を見せてくれたゆうと
死んでも私の事を心配してくれているんだなって。
ゆうとに感謝しながら生きる
正直諦めついた日
ゆうとはいつも私の中で生き続けている