5回目の月命日
11月25日 5回目の月命日
息子が亡くなったとされる午前4時
それまで一睡も出来なかった
今頃は今頃はって何回も時計を見た
苦しまず逝ったのかな
心臓が止まったのは今頃か…。
もっと生きていて欲しかったと願う私と比例して楽になりたくて死を選んだ息子
上に行って楽になれたんだろうか…。
そうじゃなきゃ息子が可哀想すぎる
4時になった時に息子の遺影に手を合わせて泣いた
ゆうちゃん
辛かったねって話しかけた
それから間もなく仕事に行き、帰りにお花を買ってお墓に行って来た
今日は風が強くて寒かった
墓石に名前が刻まれている
息子の名前を見る度に本当に死んでしまったんだと思い知らされる
まだ生きているんじゃないかって思う時もあるけど、文字を見てしまうと死はやっぱり現実なんだなって肩を落とす
お墓には元夫が来たようでお花と線香があった
夫のことは嫌いだけれど
亡き息子が会いたいと言っていた父さんに会えて良かったと思えた
幸せなときもあった
家族みんな仲良かった頃を思い出した
なんでこうなってしまったのかな
ゆうちゃん ごめんね
親の勝手で淋しい思いをさせてしまった
夫も息子の名前が刻まれた墓石を見て泣いていたと思う
大人になった息子の写真1枚もないだろうな
息子の写真あげてもいいと思った
5ヶ月前の今
息子は誰にも発見されず未だ車の中に居た
息子がいない終わりのない苦しみ
一生だと思う
息子の魂と共に生きなければと思う
自死遺族となってわかった
生きてくこと
普通に生きることがこんなに辛いってこと…。
耐えられるかな。