ムラゴン ホーム
また歳をとってしまいました
でも ゆうとに会える日が近づいていると思うと
嬉しい気がします
毎日毎日 空虚な日々
子供を亡くした母親は
子供を1分1秒忘れた事はない
進んでも進んでも また立ち止まって1歩下がる
笑った後もあの子を思いため息をつく
誕生日おめでとう
って言ってくれても虚しさが上回る
どんなに楽しい事も嬉しい事も
ゆうとがいない毎日を埋める事は出来ない
あと何年この思いをするんだろか…｡
亡くなる１ヶ月前に帰って来た時に
ゆうとは同僚が働いている場所に足を運んでました
同じ系列のお店
車で見かけていたけれど今まで行けなかった
でも、ふと ゆうとが最後に見た光景を見たくなり
姉さんと一緒に訪れました
ここで同じ光景を見ていたんだね
しっかり焼き付けてきました
あぁ 逢いたい もう一度逢いたい
もう一度やり直したい
もう一度生まれ変わって母親になりたい
二度と離れなくない
もしも願いが叶うのなら どんな願いを叶えますか？
僕は迷わず答えるだろう もう一度あなたに逢いたい
外は花びら色付く季節 今年も鮮やかに咲き誇る
あなたが好きだったこの景色を 今は一人歩いてる
理解り合えずに傷付けた 幼すぎたあの日々も
確かな愛に包まれていた事を知りました
逢いたい 逢いたい 忘れはしない
あなたは今も 心にいるから
ありがとう ありがとう 伝えきれない
想いよ どうか 届いて欲しい
朝の光に目を細めて 新しい日常が始まるけど
気付けばどこかに探してしまう
もういないあなたの姿を
何も言わずに微笑えんだ 優しかったあの笑顔
生きる苦しみ喜びを 何度も教えてくれた
溢れて 溢れて 声にならない
あなたを空に 想い描いた
泣いたり 笑ったり 共に歩んだ
足跡 永遠に 消えはしないさ
嗚呼 果てしなく また巡り逢う命
もしも願いが叶うのなら もう一度
逢いたい 逢いたい 忘れはしない
あなたは今も 心にいるから
ありがとう ありがとう 伝えきれない
想いよ どうか 届いて欲しい
声も 温もりも 優しい微笑も
心にいるから 逢いたい
